2020/07/01
コラムNo.4 神棚

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▲神棚写真の神具

 向かって左から       神鏡

 真榊   榊立     n子(酒) n子(酒)  榊立   真榊

        春日灯籠 かがり火 水玉 皿 皿 かがり火 春日灯籠

            (水) (米)(塩)

【神棚 】   
仏教が伝わる以前から、私たちの祖先は、暮らしの中に神をとりいれ、これを崇めることによって心のよりどころとしていました。やがて人々は神の分身を自分の家に祀るようになりました。これが今、私たちの家庭に見られる神棚のはじまりです。



【神棚を設ける場合】

神棚は家を新築したり、事務所を新しく開いたりする場合でしょう。
家の場合、清浄で静かな高い所、又は家族が集まるリビングで南又は東向きにお祀りします。二階のある家では、神棚の上が廊下で頻繁に歩くような場所は避けましょう。



【神棚を取り替える場合】
地方によっては毎年神棚を新しくする場合もありますが、一般的には 5年・10年・15年などと5年毎に区切って取り替えることが多いようです。 伊勢神宮の様に20年に一度建替する様に、家庭の神棚も長くても20年に一度は 新しくしなければなりません。
新しくする時は、古い神棚よりも少し大きめにするか 造りのよいものにする方が良いとされています。古い神棚やお札はきちんと焼納して もらってください。
御神札の納め方 神棚は正面中央を最上位、その中央には伊勢の大神宮さま 次に向かって右。右には氏神さま そして向かって左。左にはその他の信仰する神社の御神札をお祀りします。 神殿が小さな場合は、伊勢の大神宮さまを一番手前にして氏神さま、その他の信仰する 神様の順に重ねます。御神札は毎年新しくお受けし、古い御神札は氏神さまに納めます。

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